第20章 ポケモンワールドトーナメント

私は様子をみつつプラズマ団員を追いかけ、ポケモンと一緒にホドモエシティの方に走っていく
やがて、4日後にPWTが開催される予定の会場が見えてくる
確かあの先には港があったっけ
各地方のチャンピオンやジムリーダーがここに行き来をしやすいようにとか貿易の拠点にする為とかでだっけ

そしてプラズマ団員はその港の方に走っていく
もうそろそろ捕まえないとと思いつつ
「サーナイト、サイコキネシスで足止めできる?」
サーナイトは頷くとプラズマ団員に向かってサイコキネシスを放った
「まずい、追手が来てたのか!」
プラズマ団員は慌てた様子で話している
「さあ、さっき駅で盗んだポケモンを返してもらいましょうか…ニンフィア!ムーンフォース!」
私はプラズマ団員の足元に一発かますと団員が抱えていたモンスターボールを取り返す
すっかり怯えたプラズマ団員は港の方に走って行った
私も追いかけようとすると…もうすでにプラズマ団員の姿は無く、見失ってしまった
遠くの方には巨大な帆船があるだけだ
「ウソ…逃げられた」
私は状況とポケモンを盗り返した事をインカムで兄さん達に伝えるとファイアローに乗ってライモンシティに向かった

氷空が飛んで行った後
変な髪形をしたスーツ姿の男性が先程彼女が居た方を見つめて笑っていた
そして…
「4日後が楽しみですよ」
そう言うと歩いて港の方に消えていった