第19章 プラズマ団と新たな旅立ち
「お久しぶりです。アデクさん!」
「おお!よく来たな、氷空にカルムも」
私とカルムはチェレンに会いに行く前に元イッシュチャンピオンのアデクさんの家を訪ねていた
アデクさんが言うにはとても面白いトレーナーがもうすぐ来る予定らしい
「どんな子なんだろうね、カルム」
「そうだね」
私達はそのトレーナーを待ってからヒオウギに向かう事にした
暫くして
「あの…ヒュウにタウンマップ届けてきました」
ん?あの子かな?
私と背丈は同じくらいでベーグルを頭に付けたようなツインテールの少女が立っていた
「おお、来たかメイ」
メイと呼ばれる少女はアデクさんと私達を交互に見ると不思議そうな顔をしていた
「あの、こちらの方々は?」
大人しそうな子だな
「私は氷空!隣にいるのはカルムだよ!私達はライモンシティの地下鉄で働いてるんだ」
「ライモンシティの地下鉄ですか」
メイは何かを考える様に私の方を見ると
「そうなんですか」
「じゃあ、アデクさん!私とカルムはチェレンに会いに行くのでこれで」
私はそう言うとカルムを連れて出て行った