第18章 ポケモンスタンプラリーと迷子騒動
ライモン中央駅はいつも通り人が多かった
無事、エレナのキバゴを保護していたサトシ君達と合流し
「エレナ、キバゴが見つかってよかったね」
「はい!」
「サトシ君達も、色々とありがとうね」
私はお礼を言うと時計を見る
もうそろそろスタンプラリーも終りね
そういえばデント君は…
「あー!!残りのスタンプ、キバゴスタンプがまだだった!!」
あ~あ…やらかしたわね
「「午後4時になりました。只今を持ちまして、サブウェイスタンプラリーを終了いたします。沢山のご参加、ありがとうございます。」」
間に合わなかったわね
彼等には色々と助けてもらったし、どうしようかな
私は兄さん達と目くばせしていると
「あの、スタンプならここにあるんですけれど」
あ~エレナ、タイミングが凄いね
「どうする?氷空、ノボリ兄さん」
「私はイベント担当の氷空の判断にお任せいたします。」
私に判断を任せないでよ、全く
まあいいや事情が事情だし
「地下鉄のお客様を助けて頂きましたので、特別に許可をします。」
「本当に!氷空ありがとう」
デント君、本当にうれしそうだな
「折角なので、ノボリ兄さんとクダリ兄さん2人とのタッグバトルとかどうですか?」
「え?」
「氷空は良いのですか?」
本当は私もサトシ君達とバトルがしたいけど
「私は、イベント関連の仕事が残っているので兄さん達とデント君達でバトルを楽しんできてください」
私はそう言うと執務室に戻って行った
後でバトルビデオが見れると良いな