第17章 ライモンシティ大混乱
あれからって言っても
カルムと私が結婚して数ヶ月が経とうとしていたある日の事
駅長室でサブウェイマスターの3人がそろって会議を行っていた
カルムは今頃駅員室で書類仕事をしている頃だろう
「やっぱり、サブウエイスタンプラリーやろう!」
「そうですね、しかし」
「この企画だとボク色んな意味で死にそう」
私の企画書を読んだ双子の兄さん達は考え込んでいる
「この間のサブウェイコンペンションの時だってデント君とかにもスタンプラリーの企画をお願いされてたじゃない」
サブウェイコンペンションとは電車好きが集まるお祭りの事で私も兄さん達やみんなと一緒に久しぶりに行ったんだよね
で、その時にジムリーダー兼ポケモンソムリエのデント君に久しぶりに会って企画を提案されたんだけど
兄さん達は渋ってるんだよね
「今、ホドモエシティで計画が進んでいるPWTの影響が出るか分からない状況なんだから少しでも廃…いえ、お客様がここに残ってくれる手立てを考えないと」
いざとなったらPWTにサブウェイマスターの制服で出場して終わった後に宣伝するけどねと私が言うと
「で、兄さん達はこの企画やるの?やらないの?」
兄さん達はお互いに顔を見合わせると
「しょうがないですね」
「挑戦者来るの楽しみ」
「ありがとう!」
私は早速準備に取り掛かった