第16章 結婚騒動
私は暫くの間3人をじっと見ていると
「氷空はどうなのですか?」
あれ?いつもならこの件に関しては私に聞かないのに
「いつも氷空には意見聞いてなかった」
クダリ兄さんも
私はもう決めているっていうのに
「私は、カルムと結婚したい」
兄さん達は考える様に私とカルムを見つめると
「分かりました、しかし」
今まで通りに一緒に住む事とサブウェイマスターの仕事はいつも通りにきちんと行う事と言われた
「ありがとう、ノボリ兄さん」
「氷空は明日と明後日はおやすみでしょう?カルムのご両親にも挨拶に行ってはどうでしょうか?」
兄さんはシフト表を見ながら言うと近くに居たクラウドと一緒にシングルトレインに向かった
クダリ兄さんはこそこそとカルムと話している
「二人ともどうしたの?」
「いっいや別に」
何だろうな…カルムは顔を真っ赤にしているし
クダリ兄さんが面白そうに笑ってるし
私は残りの書類を片付ける事にした
主に、ファンによる騒動の事務処理を