第14章 インゴとエメット
「鉄道員に負ケルとは…」
「誰かタスケテ!!インゴにコロサレチャウ!!」
あ~執務室の奥の方から幻聴が
しょうがない
「インゴさん達、まだ喧嘩しているのですか?」
私は仲裁を買って出ようとすると
誰かが部屋の中に入ってくる
「お昼休みの時間か…」
私はカルムが部屋に入って来たのに気が付くとお昼のお弁当を持って
「じゃ、私は…「待ちなさい、氷空」」
えーっとノボリ兄さん?
遠くではまだ喧嘩しているインゴさんとエメットさんが見える
私はクダリ兄さんに説明を求めようとすると
「今日のお昼は皆で食べよう」
そう言うと兄さん達は私の作ったお弁当を広げはじめた
「ほら、カルムも来てくださいまし」
「は、はい」
私とカルムは困惑しながら座ると
「たまには良いですねこういうのも」
ノボリ兄さんはそう言うとご飯を食べ始めた
時々私とカルムが食べさせあいとかをしていると兄さん達が止めに走ったり
楽しい時間が過ぎていった