第14章 インゴとエメット
約束の朝
じゃんけんの結果
最初にインゴさんで次にエメットさんが乗る事になった
私はスーパートレインの49両目で兄さん達と待つ
「楽しみだねルカリオ」
私は今日のメンバーを確認しながらメガリングを装着する
カルムは48両目でインゴさんと戦っているはず
彼が負けるとは考えにくいが
相手はインゴさんとエメットさんだからね
私は兄さん達の方を見て
「すっごい勝負見せるからね!」
そう言ってバトルフィールドに立ち
入って来たインゴさんに
満面の笑みを浮かべ
スカートの脇と脇を掴んで畏まったお辞儀をすると
「本日はバトルサブウェイご乗車ありがとうございます。私、サブウェイマスターの氷空と申します。さて、次の停車駅ですが…貴方様の実力で決めたいと思っております。ポケモンのことを良く理解なさっているか、どれ程の絆を見せて下さるのか…どんな運命が待っていても自分を貫けるか…
勝利もしくは敗北、どちらに向かうのか…私と貴方様の物語で決めましょうでは、出発進行ーッ!」
私達は同時にポケモンを繰り出すと早々にルカリオをメガ進化させた
インゴさんは驚いた表情をすると
「コレがメガ進化デスか」
「はい!ポケモンとの絆の力です!」
インゴさんが驚いてるって事はカルムはメガ進化をしていないみたいね
私はそう思いつつ攻撃を仕掛けた