第8章 新たな日々
私達が出ていくと
「では、少し話をしましょうか…ドクタークセロシキ…」
「ああ、かまわないゾ…ハンサムと呼ばれる男…」
2人はハンサムハウスに一旦行き、話の続きを始めた
「マチエールが食事の買い出しをしているうちに話を終わらせたい…ドクタークセロシキよ…今一度確認させてもらう…今回の騒動の犯人…あなたで間違いないんだな?」
ハンサムは窓から外を見ながら問いかける
「ああ、そうだゾ…美術館の壁画を汚したのもポケモンを盗んだのも…」
マチエールは犯人ではないと言っている
「そうか…だから、お前が捕らえるのは私だけで良いのだゾ」
「結構、貴方の証言を信じよう‥」
クセロシキはハンサムの近くに行くと
「マチエールはよい娘だバカだが、体は丈夫…そして、心が純粋…一つの事に打ち込む力はあらゆる研究を成功に導くための必要条件…私の悲願であるイクスパンションスーツの開発はマチエールによって成功したゾ…イコール思い残すことはないのだ…さあ、私を連れていけ」
そう言うと彼は手を差し伸べる
「分かった…準備が整い次第、署まで同行願おう‥さて、国際警察としての私の話は此処までだ…今からはマチエールの保護者代わりのハンサムとしてあなたと話をさせてほしい」
そう言うとハンサムは彼の方を向く
「今日はもう暫くマチエールや私と共にすごしていただけませんか?」
そう言うとハンサムは苦笑をして
「この後の皆での食事も楽しみにしているようだ…だから」
事の真相を伝えるのは幸せな時間を過ごした明日にしてやりたいのです
そう言うと
「ハンサムとやら…お前は愚かだな…だが、感謝するゾ」
そう言って涙を流した