第8章 新たな日々
あれから2日後
みんなそれぞれの道に進み
私といえば
「ほらカルム!起きて!!ミアレシティに行くよ!」
「うわっ!痛!!メガルカリオの波動弾で起こすなって!」
カルムの実家がある町‥アサメタウンに来ていた
イッシュに帰るまで4ヶ月あるしね~
それにしても
最初、私も一緒に来た時は
御両親も驚いていたけど今では家族の様に接してくれる
お隣のお家にはセレナさんっていう方が居るんだけど
その人はカントー出身らしくて
初恋の人がカントーのマサラタウンに住んでいる少年なんだって
この間も恋バナをしにセレナさんのお家にお邪魔したりして
それにしても、サトシって子が初恋って言ってたけどレッドさんの弟と名前似ているよね
まあいっか
私は床に転がってるカルムを置いて朝ごはんの手伝いをしに降りて行った
「氷空ちゃんおはよう」
「おはようございます!あっ!ご飯よそっておきますね!」
私は急いでカルムのお母さんの手伝いを始める
「氷空ちゃんは良いお嫁さんになるわね…カルムには勿体ない位」
「そんな事ないです…でも、私は好きでやっている事なので」
そう言いながらご飯を運んでいく
「イッシュに居る時はご両親のお手伝いをよくやっているの?」
あ~やっぱりそう言う質問来たか~
「私、小さい時に両親を亡くしているので兄の手伝いなどをしていました」
なので、家事とかも得意なんですよね~と言っておく
「すみません!暗い話になってしまいましたね!」
もう一度カルムを起こしてきます!と私は二階に上がって行った
「氷空ちゃんに悪いことしちゃったわね」
「良い子が来てくれてよかったな」
カルムのお母さんは階段の方を見つめる
「そうね…カルムには勿体ないほどの子だもの」
イッシュに帰ったらお兄さんと同じ仕事をすると言っていたチャンピオンである彼女
カルムは他の地方のポケモンリーグに挑戦するって言っていた
2人はあの子たちの将来が楽しみだと話し合っていた