第4章 イベント 5月6日 ゴムの日
5月6日 ゴムの日[煉獄杏寿郎]
「らってぇ…」
と、煉獄の雄芯を咥えたまま話すトリに、こらっと、デコピンをする煉獄。
もう結婚を前提として付き合っており、避妊などしていなかった煉獄とトリだったが、今日はコンドームの日なんだってと、生徒達が騒いでおり、久し振りに使ってみないか?イベントにのっとってと、何故かノリノリの煉獄のお誘いに渋るトリがいた。
「だって、ゴム越しだと、煉獄さんのおちんちん、ちゃんと感じれる感じがしないんだもん…。」
あと、お掃除の時のゴムの味が苦い!美味しくない!と、ふんすっふんすっと、煉獄に訴える。
「トリ、ちゃんと、俺に付けてくれないか?」
と、眉尻を下げてくぅんと大型犬が甘える様にする煉獄の顔に弱いトリ。
もー、ずるい!っと、小言を吐くが、トリの目の前で自身の唇でゴムの封を切る煉獄の格好よさに目を奪われる。
使い方は知っているが、煉獄程その行為に慣れている訳ではないトリ。
先端をきゅっと絞って向きはこういう向きだよね?と、煉獄に確認しながら取り付けて行く。
鬼頭部分にゴムを被せてくるくるとおろして行くだけなのだが、キツくしめつけるゴムに痛くないのかなと、心配になりながら、慣れない手付きがもどかしい。そして、それがまた煉獄の雄芯へと刺激になる。
はぁっと、頭の上から甘い吐息が聞こえてくるのと、ぴくっと、反応させる煉獄の雄芯。
その煉獄の感じているという可愛い反応に、ゴムも良いかもしれない…味以外は。と、思う様になっていた。
座っている煉獄に跨り、トリは腰を落としていく。
あんっと、甘く喘ぎ声を上げてきゅっと、自身の性器で煉獄の雄芯を締め付ける。
ぐちゅ、ぐちゅっと、いやらしい水音と違いの吐息が部屋に響く。
トリ?と、甘く名前を呼んで唇を合わせる。
ぐっと、雄芯を立てる様に突き上げる。中でぐっと、角度が変わったのがわかった。
「こんなにトリのここで俺を感じてくれているのに、ゴムごときで感じない、というのか?」
「やっ、そんな、事…なぃっ、んぁっ…気持ち、い…」
わざと耳元で響く声で言い、耳朶を甘噛みする。