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文スト短編集

第12章 彼と一緒なら


数日前、私は大切な家族を事故で無くした。
それから食欲も気力も何もかもが無くなり、ただ泣いてばかりの日々が続いていた。
この辛い気持ちを抱え込むのが辛かったので、私は友人のシグマを家に招き、話を聞いてもらった。
「そうか…そんな辛いことがあったのだね」
「うん…ずっと忘れられなくて辛くて悲しくて…夜も眠れないんだ」
「……」
流石に彼も黙ってしまうか。
そうだよね。こんな暗い話、聞きたくもなかったよね。
「…此方を向いてくれないか?」
「え?…んっ!むうっ!」
彼の方を向くと行き成りキスをされ、しかも同時に舌も入れられた。
「んんっ…はあっ、急に何す…ひっ!」
キスを漸く終えたかと思いきや、今度は服と下着をずらされ直に胸を揉まれたり舐められたりする。
「んんっ…やああっ!」
「…めるのは、私じゃ駄目か?」
「え?」
「君の空白を埋めるのは、私じゃ駄目か?」
その言葉を私に告げた後、彼は私のスカートとショーツを脱がし、彼もズボンや下着を脱いでいる。
「え、え?」
「待ってくれ、今挿れる、っっ!!」
「ひゃあん!!!いやあっ!」
行き成り彼の陰茎を挿れられ、その動きによって、次第に自分の喘ぎ声も大きくなっていく。
「ひゃあああ!!!」
「名前が、好きだ…」
直後、ナカに熱い液体が出された。




「も〜吃驚したな〜」
「済まない…辛そうな君を元気づけてあげたくて…」
「…好きって言ってくれたよね?」
「あ、ああ」
「私を幸せにして下さい!」
「…当たり前だろう」
漸く、暗い私の世界に、光が見えた気がした。
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