第13章 絡みつく海のギャング

※

亀頭が、彼女の喉の一番奥に叩き付けられる。そうかと思えば一気に引き抜かれて、また喉奥を刺激される。

「っ、は…っ！、ぁ、やべ…きもちー…」

腰を激しく振りながら、自らの肉棒を彼女の口の中に打ち付ける。

懸命にローズの口の中の粘膜を味わった。

両手は彼女の頭を固定して、後ろに逃げられないようにした。

あと少しで達してしまいそうな彼の睾丸は、射精の準備を備えていてカチカチだった。腰をこれだけ激しく振っても揺れない程に。

「あー…っ、きもちー…、ん、イキそ、」

ローズはもはや何も出来なかった。ただ彼の足にしがみついて、その時を待っていた。


「あー、もイク、イクよ？ね…ちゃんと全部 飲んでね？」

一層激しくピストン運動をするフロイド。だらだらと先走りを垂れ流す肉棒を、ただただ欲望のままにローズの口の中へと出し入れする。

ぐちゅぐちゅと、卑猥な水音が部屋全体に響いている。

「っっ！！イ…ク！！」

肉棒は、これ以上ない程大きく熱くなり。彼は眉根を寄せて 歯をくいしばる。ついに達するのだろう。

ローズは強く目を瞑り、口内射精に備えた。

しかし、肉棒は口の中から一気に引き抜かれた。


彼の陰茎は、彼女の目の前で ぶるんぶるんと上下に揺れながら 今まさに精子を撒き散らしている。

先端から白い糸を吐き出すように 勢い良く精液をぶちまける。まるで真珠の粒の様になって、ローズの上に降り注ぐ。

「ぁ…は、ぁー…」

彼が恍惚な表情を浮かべ、小さく嗚咽を発している今もまだ

彼の肉棒は揺れ動きながら 長い射精を続けている。鈴口の先端からは白い粘液が噴出しているのだ。

全部飲と言われたローズは、無意識に口を大きく開けて 彼の精液を受け止めんとしていた。

結果として、ほとんどはこぼれてしまった。

彼のどろりとした白濁液は、彼女の顔や髪を汚し、床に染みを作ったのだった。

「…あーぁ、全部飲んでって言ったじゃーん」

彼はローズの髪を撫でながら、意地悪そうに微笑んだ。