第13章 絡みつく海のギャング
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亀頭をしゃぶりながら、竿を持つ手をゆっくりと動かす。
「ねぇ、もっと 早く…こうだよ?オレが手伝ったげんね」
フロイドは、彼女の小さな手の上に 自分の手を重ねる。
彼女の手越しに自分の竿を強く握り込んだ。
そして、スピードを上げて自分の肉棒をしごき上げる。
「あぁ、いい…たまんね、はぁっ」
フロイドは、今までで一番気持ち良さそうに息を吐いた。
ゆっくりと彼が手を放す。ローズはフロイドの助けが無くても、高速で手を動かすのをやめなかった。
この力加減とスピードで、彼が気持ち良くなれると学習したのだった。
亀頭はぬるぬるの粘膜に包まれながら、高速でしごかれる竿。さすがにフロイドの余裕も無くなってくる。
「…は…っ、」
自分の限界が近い事を悟り、改めて彼女を見下ろす。
「なんか、お姫様が俺のちんこ食べてんの…おもしれ…っ」
懸命に奉仕するローズの前髪をかき上げて、その顔をしっかりと確認する。
フロイドの下品な言葉に、彼女は上目遣いで彼を睨み上げる。
2人の視線がガッチリと噛み合った時、フロイドは小さく腰を震わせた。
「っっ、」
(あっ、ぶねぇ…目が合っただけで、イキそうになっちゃったじゃん)
なんとか堪えるフロイドだったが、限界が近い事に変わりはない。
「…オレ、そろそろイキそーかも。最後は思いっきり腰振っていい〜?」
そう言うと、ローズの後ろ頭を手で支えて。ゆっくりと椅子から腰を上げる。
彼が立ち上がると、ローズは膝立ちして なんとか口を離さずに済んだ。
これから何が始まるのだろうと身構えていると、フロイドが言う。
「じゃあいくね?ちょっと苦しいかもしんないけど〜、我慢すんだよ?」
にこっと優しい笑顔を浮かべた次の瞬間、彼は自分の陰茎をローズの喉奥に突っ込んだ。
『っ!?』