第9章 ●ここまでの粗筋と、キャラまとめ●
ご愛読ありがとうございます^ ^
8章までで、幼少期編は終了致します。
区切りとして、ここまでの粗筋とキャラクターをまとめておこうと思います。
●1章
ディアソムニア国に、ローズ(オーロラ)が誕生する。
待ち望まれた王女の誕生に、国を挙げての生誕祭が行われる。
その催しには、多くの国外の人間も招かれていた。その中には、ローズの許嫁であるフィリップ王子や、妖精達、マレウスとリリアの姿もあった。
マレウスの存在は、ディアソムニアの中でも謎に包まれており。分かっているのは、世界でも指折りの魔法士であるという事。
人々はそんな得体の知れない彼を、恐れていた。
皆がローズに贈り物を送る中、それに倣いマレウスも彼女に贈り物をする。彼が選んだものは、ドラゴンを模したガーゴイルだった。
恐怖におののく群衆。しかしローズだけは、母親の腕の中で その贈り物を喜んでいる様子だった。
やがてマレウスは、自分がこの場にふさわしくないと悟り。会場を後にするのだった。