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眠り姫の物語【ツイステ】

第2章 オッドアイを保有する兄弟




オーロラ姫。

彼女は、
恐ろしい呪いにかけられる事も無く

妖精達と共に森で隠れ住む事も無く

未だ城の中で幸せに暮らしていました。



あのなんとも奇妙な生誕祭から、

もう早いもので9年の年月が経ちました。


彼女は、妖精達の贈り物のおかげか

それはそれは日々美しく育っております。


日の光を集めたような髪に、薔薇のように艶やかで赤い唇。

誰もが憧れる美声。慈しみに溢れた優しい心。


しかし、そんな彼女を…

運命の歯車が、残酷な方へと誘って行くのです…

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