第22章 アリス学園の過去と初校長
その頃…ユキ達は…
風紀隊に化けていた五島代表に会った…
「体質系代表!!無事だったんですか…(あんた…怪しいから捕まってれば良いのに…)」
「総代表も無事で良かった…」
その後、今の現状を話した…
・今の所…セリーナ先生をはじめ、千里眼で捜索している先生方が匿っていてくれている事
・月光が高等部の例のドアの鍵穴にあたる時刻に蜜柑と蜜柑のお母さんが落ち合うという事
…の二点を言われた…
その直後…
アリスストーンと手紙が入った袋が降ってきた…
蜜柑の入れるアリスでみんなの体内にアリス石を入れろ…と言う事らしい…
殿は殿で増幅のアリス石を入れるんじゃなくて…蜜柑に飲ませてるし…
蜜柑が皆にアリス石を入れている間…
ユキは五島代表の所に行った…
「体質系代表…話しが‥」
「奇遇ですねユキ総代表…例の鍵は何処ですか?」
「私が持っていますが…何で…?」
「高校長からの伝言で…鍵を私が預かる事になったんです。」
ユキは五島代表に疑いの眼差しをした…
鍵は…鞄の中に入っている…
「はあ?副代表のシルバーとか今井代表とかならともかく…」
「高校長からの命令…でも?」
「…いや、そんな命令が出ていたらテレパシーのアリス石で連絡があるはずだし…というわけで…渡すわけないでしょ?」
五島代表とユキは少しの間睨み合っていると…
「ユキちゃん!!アリス石!!」
「はーい!!…では、五島代表…失礼します…ああ、それと…」
…私は貴方を信用できない…
最後の部分はテレパシーのアリス石で伝えた…
五島は無表情でユキを見ている…
…
…
…
ユキ達に何かしらのアリス石が入って…
「殿やん…あと総代表…ちょっと」
…
…
‥
・
「…驚かんと聞いてや…この中に…」