第22章 アリス学園の過去と初校長
ルナが蜜柑の髪の毛を引っ張ったとたんルナの髪の毛が燃えた…
「きゃあ!!」
「えっ…棗っ…」
「棗君!!」
「…」
周りも驚いている…
「よくも…」
「わざわざ任務を割り当ててこの場から外させたのに…どうあってもこの娘の騎士きどりが抜けないようだねお前は…バカな子だ…まぁ、分かっていたよ…ここに来るだろう事は…さて、どうするつもりだ?そこで立ちはだかってお前に何ができる?どんなに抵抗した所で所詮籠の鳥…お前たちに事態を変える力も逃げる場所もない…」
初校長は見下したように喋る…
「うるせぇ…好きな女が同じ闇に落ちて行くのを目の前にしてぐだぐだ未来の事説教かまされた所で何も頭に入ってきやしねーんだよ!お前らが押し付ける未来なんてくそくらえだ…この先何があっても…どうなってもこいつは俺が守る…」
棗はそういうとアリスで壁を作った…
ユキとシルバーはそーっと扉近くにテレポートをする…のばらが敵全体の足元を氷のアリスで凍らせた…
「のばらちゃん…」
「逃げて…逃げて蜜柑ちゃん…」