第19章 シッポウシティと追いかけっこ
バトルを始めてから15分が経ち…
アロエはミルホッグを繰り出していた…
ユキはグレイシアのままだ…
「よし…とどめよ!!グレイシア!!氷の礫!!」
ミルホッグに命中した…
「戦闘不能か…ベーシックバッチ受け取りな…」
ユキはベーシックバッチを手に入れた…
「ありがとうございます…」
「流石はユキ…カントーでチャンピオンをしているだけはあるね…」
「やめてくださいよ~今は、一般トレーナーとして戦っているんですから(汗)」
ユキはあははと言いながらふと上を見る…
アロエは無線で誰かと話している…
上が騒がしい…
ふとそんな事を考えていると…
「上で何かあったようだね…ユキ…行くよ!!」
…
アロエさん走るの速いです…
ユキは心の中で突っ込むとシルバーと一緒に博物館の方に戻った…
噂だと変な奴らが大勢で来たらしい…
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博物館に着くと…
先に着いていたアロエさんが…
「ちょっとあんたたち!!おふざけはよしとくれ!!」
「来たか…ジムリーダー」
「我々プラズマ団はポケモンを自由にするため博物館にあるドラゴンのホネを頂く」
…その後プラズマ団は頭蓋骨だけ持って逃げてしまった…
ユキはその言葉に疑問を抱いた…
だってその骨を頂いてもポケモンを自由にすることは出来ないからだ…
アロエは外に追いかけて行ってしまった…
「…ねえ…シルバー…」
「…なんだ?」
「プラズマ団って…もしかしたら…ロケット団よりもバカかも…」
「…」
2人は呑気にそんなことを話しながら外に出た…
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外では…アロエさんと…
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奇抜な恰好の肩にクルミルを乗せたお兄さんが話していた…