第14章 夢と少しの旅立ち
2日後…
~フスベシティ~
フスベジムリーダーイブキに勝った2人は…
「なんでこんな事に…」
「フスベジムリーダーが言ったんだからしょうがない…」
「…でも、あのジムリーダー…結構わがまま…だよね…」
「うんうん…」
…
…
「よく来たの…」
…
「君達にとってポケモンとは何かな?」
「うーん…友達…かな~」
「仲間…」
…
「ポケモン勝負で勝つために必要な事は何かな?」
「育成…」
「作戦…かな?」
…
「どんなポケモントレーナーと戦ってみたいと思う?」
「強い人…」
「誰とでも良いかな~」
…
「ポケモンを育てるのに一番大事な事は何じゃ?」
「愛情!!」
「…知識」
…
「強いポケモンと弱いポケモン…どっちの方が大事なのかのう?」
「どっちも!!」
「…強い方…」
「…おぬしらはポケモンを大事にしているようじゃな…その心が大切じゃ!!ユキ…シルバー…今の気持ちを忘れるでないぞ…その気持ちを忘れなければ…ポケモンリーグシロガネ大会に行っても十分通用するじゃろう…」
…
「ありがとうございます!!」
「イブキ…そこにいるのじゃろう?…出ておいで…」
「…2人とも…結果はどうだったかしら…聞くまでは無いと思うけど…あなた方では“無理”だったでしょう?」
「…この子達は合格じゃよ…観念してさっさとライジングバッチを渡さんか!!さもないと…ワタルに言いつけるぞ!!」
「わっ分かりましたわ…さあ、これがライジングバッチよ…さっさと受け取りなさい!!」
「ありがとうございます…」
「…」
…
…
…
~ポケモンセンター~
「…これからどうする?」
「今学園に戻ってもアリス石作りは来週だし…ポケモンリーグは2人の場合春の大会だね~エントリーだけしとく?」
「春のシロガネ大会って…4月だよね~」
「そうだよ~」
「…私さ…見つけたんだ…」
「何を…?」
「夢…」
「私もだよ…」
「私も!!」
「…俺も…」
「…じゃあ、一人ずつ言っていく?私は…」