第11章 最後の虚言
「……くっ……!!」
小さく呻いた翔の下腹部が大きく波立ったと
思うと、智の口の中に熱いほとばしりが
放たれた。
それを喉を鳴らし呑み下す下すと、
さらに幹を念入りにすくって
嘗め取っていく。
その刺激のせいか、
精を放ったばかりだというのに
翔のモノは萎えるどころか、
さらに逞しく反り返り血管を
浮き立たせていく。
「智……、もう……」
翔の辛抱も限界に達したのか、
智をベットに押し倒す。
「智……欲しいのは……、
俺だって同じなんだよ……。」
翔は切なげに訴えると、
智を優しく抱きしめるた。
智はニコッ微笑むと、自らの膝を抱え
胸につくほど高く持ち上げた。
それは、見ろと言わんばかりに
恥ずかしい部分を翔の前に差し出したのだ。
どんな淫らな体位をしても……
決して損なわれることもない美貌に
翔の喉がゴクリと大きく上下する。
双丘の谷間は、早く二人を繋ぎたいと誘う。
次の瞬間……
我を忘れた翔は、夢中でソコにむしゃぶり
ついていた。
「ああっーー……!?」
甘やかな悲鳴とともに智の喉が仰け反り
高く掲げられた両足が宙を舞う。
一ヶ月半ぶりに味わう感触に……
一気に二人の理性が弾け飛ぶ。
「はっ……あんっ……いやぁっ……!!
そんなとこーーー……」
イヤイヤと頭を振りながらも智の両手は
翔の髪をつかみ、さらなる刺激を求めるように
引き寄せる。
もっと、もっと……
嘗めて………………
入れて…………
弄ってーーーーーー!!!!!!