第2章 由希センパイ、おしおきね。
時間にしてどの位経っただろうか。
耳や、首、胸やお腹、太ももや股関節の周りを優しくゆっくり触るだけ。
しかし敏感な部分に触れていないにも関わらず、由希の息はどんどん荒くなっていく。
「…っ…はぁっん……んっっ…はっ……ぁぁっ……」
顔を赤くし、少し涙目にも見える由希はしきりに足と腰をもじもじと動かしている。
もちろん、その事が成瀬にばれていないはずがない。
「センパイ。ここ…。」
「な…にっ…」
「シミがすごいよ。」
…
「…っっっっ…ち、ちがっっちが、うっっ…っ」
「違くないよ。まだ触って無いのに興奮しちゃった?」
「ち、…っちがっ……っぁぁっっっ」
途中で成瀬の指が由希の秘部を下着の上からひと撫でした。
その尋常ではない濡れ方に、下着の上から触れた指にまで糸がひいている。