第4章 地下街から来た新兵達
ようやく着いた調査兵団本部。
「話を通してくる。そこを動くな。」
調査兵団の兵士はリヴァイ達に命令をし、行ってしまった。
すると突然、ファーランが口を開いた。
「···リヴァイ。調査兵団に入るって、それってつまり···」
「···入るつもりはねぇ。ここに来たのはあの金髪に近づくためだ。」
リヴァイはすごい形相で吐き捨てた。
「あの野郎―隙を見てすぐに殺してやる。」
···え?ってことは自由になるためにきたわけじゃないの?
「俺の計画を覚えてるだろ?もしまだ迷ってるなら聞いてくれ。
あいつらのほうから接触してくるなんてもう無いぞ。今殺してしまったら意味がない。これはチャンスなんだ。」
ファーランはぐっと力を込めて言った。
「きっとうまくいく。俺を信じろ。」
「・・・・」
「お前達、こっちへ来い。」
先ほどの兵士が戻ってきた。
リヴァイはスッとついていった。
イザベルもそれに続いた。
「リヴァイ!」
リヴァイはきっと何か考えているんだ。
「ファーラン、とりあえず行こうよ。」
はファーランの手を引いてリヴァイ達の後を追った。