第22章 SN 12 奇病
S side
朝、声をかけた時からなんとなく気づいていた
何に気づいていたかというとニノが風邪気味ということについて
朝から顔真っ赤だったしなんかボーッとしてるし授業中もだるそうだった
いや別にずっとみてたわけではないけどね!?
いやでも俺が一番早くニノの体調に気づけたからな!?
まぁそんなわけで俺はニノが好きなんだ
みんなには言ってないが))なんかバレてるけど
でもニノにはバレてない模様
そんなことどうでもいい、2、3時間目からニノが今朝よりも体調悪そうになったから俺は帰らせた
心配メールもみんなの倍送ってみんなにもニノについてのメールを送った
授業中にも関わらずすぐ帰ってくるメール
誰からかというと、まさき、潤、智の3人からだ。
その3人の提案もあって俺たちは帰りにニノの家に行くことが決まった。
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心配しつつもチャイムを押す
ニノが何か言いながらもドアを開けてくれた
ガチャ
驚いた顔をしながらも笑顔で出迎えてくれた
N「おぉ!翔ちゃん!まーくん!潤くん!智くん!!」
流石に驚きすぎたのか、こけそうになった所を智が助けた
内心俺が助けたかったのにと思いつつ苦笑いをする
智はいつもの余裕の笑顔を浮かべていた
羨ましい。