第9章 豊臣の若紫【イケメン戦国】
「ふふ……
今の秀吉さんを拒んでいない時点で
答えなんて決まってるでしょ。
でも…嬉しい。
秀吉さんは私の事を《妹》としか見てくれてないんだって悲しかったから、
こうして《女》として求められてるのが凄く嬉しいの。」
「いや、俺は確かにお前を《妹》として見てた。
でも其れは自分の感情を誤魔化す為だったのかもな。
其の堰を取っ払って《女》としてのを見ちまえば、
もう止まれねえ。
………良いか?」
「うん。
此の儘私を……秀吉さんのお嫁さんにして。」
お互いの想いが一分の擦れも無く重なり溶け合った此の時には、は既に俺の手に依って生まれた儘の姿に為っていた。
子供の頃には一緒に風呂へ入った事もありの裸体など何度も目にしたものだが、成長したの艶やかな身体は男を煽るには充分過ぎる。
依って当然、俺の下半身も熱く固く変化していた。