第8章 Spicy masochist【イケメン戦国】

「全く……
　お前が可愛過ぎて、俺もそろそろ限界なのだが。」

此れはを煽る為の台詞ではあるが、だが確かに俺の一物は充分に熱り勃っていた。

の中に挿入れば直ぐに吐き出して仕舞いそうな程に。

然し、俺が早々に果てる訳にはいかぬしな。

未だ未だお前を啼かせてからでないと…。


「はてさて、困ったものだ。
　お前の中に挿入りたくても、
　いつも俺を受け容れてくれる此所は埋まっている。」

そう言いながら張形を軽く押し込んでやると

「んうっ……」

は敏感な反応を見せる。

「此れは抜かれたく無いのだろう？」

返答を催促する様に更にぐいと押し込めば、は視線を泳がせつつも小さく頷いた。

「そうか。
　お前は素直で可愛いな。
　では……
　此方で受け容れておくれ。」

張形をずっぽりと飲み込んだ奥で、ひくひくと蠢いている尻の窄まりを指先で突いてやる。

「………良いだろう、？」

は何も答えない。

然し、其の蕩けた表情は待ちきれないと強請っている様なものだぞ。


実はの尻を弄るのは初めてでは無い。

此れ迄の睦み合いの中で何度か指を使って解していたのだ。

未だ一物を挿入れた事は無いが、今のならばそう難しい事でもあるまい。