第9章 【四十物十四】男のプライドとかあるんッスよ！【裏、甘々】

りん視点

空却「姉ちゃんも親父の味方かよ！！」

りん「味方じゃなくて、アンタがしないだけでしょ！」

空却「ケッ！」

十四「りんちゃ〜ん！」

そう言って空却が引っ込んだら次は十四が出てきた

というより抱きついてきた

十四「久し振りッス！」

りん「久し振り……！」

此処最近、十四はライブの練習とかで、私は寺の事とかであんまり休みが合わなかったからな〜

空却「コレは叱らないのかよ！」

灼空「りん、寺でのイチャ付きは程々にしておくんだぞ」

りん「分かってるよ」

空却「俺には怒鳴る癖に、姉ちゃんには怒鳴らねぇのかよ！！」

灼空「お前はやる事やってから物を言え！！」

獄「………俺は帰るか？」

灼空「いえいえ！獄さんに迷惑ばかりかけているので、お茶や茶菓子でも出しますよ」

獄「い、いえ！出さなくても大丈夫ですよ！」

灼空「いえいえ！お気になさらず………

あ、十四君も食べて行くかい？」

十四「良いんッスか！」

灼空「勿論、空却はそこの雑巾掛けをしてるんだぞ！」

空却「うっせぇ！」

灼空「りんは十四君達に客間え案内してくれ」

りん「分かった

あ、拙僧も後で手伝いに行った方が良い？」

灼空「大丈夫だ」

そう言ってお父さんは台所がある所に歩いて行った

りん「じゃあ、案内しますね

空却はちゃんとやっててねー」

空却「分かったっての！！」

ホントかな………

それで私達は客間に行った

十四「りんちゃんの格好、何時もと違って新鮮ッス！

あ、何時ものも可愛いッスけど！」

獄「巫女の衣装か？

寺ではその格好なんだな」

りん「あ、そう言えばこの格好を見せるの初めてですよね

まぁ、巫女さんですかね」

十四「りんちゃんの巫女さん衣装可愛いッス！！」

りん「あ、ありがとう……」

十四って、こうやって素直なのは良いんだけど、直球なんだよね………

は、恥ずかしいというか………

獄「あー、惚気か」

十四「？のろけ？」

りん「？」

獄(無意識かよ

1番達が悪い)
「なんでもねぇ、気にすんな」

灼空「すみません！お待たせしました！」

そう言ってお父さんがお茶と茶菓子を持ってきた