第9章 【四十物十四】男のプライドとかあるんッスよ!【裏、甘々】
りん視点
空却「なぁなぁ〜、姉ちゃん〜」
りん「何?空却」
突然空却が部屋に入ってきた
………雑巾掛け終わったのかな?
空却「姉ちゃんは十四と付き合ってよくイチャイチャして拙僧達に見せてんじゃん」
りん「なっ!べ、別に見せつけてる訳では………」
普通に、付き合ってるだけだし………
空却「ぶっちゃけ何処まで進んで……いたっ!
叩くなよ!聞いただけじゃねぇか!!」
りん「アンタには、人のプライバシーという言葉を知ってる!?」
そ、そんな事を幾ら姉でも聞いてくるな!!
空却「家族なんだから、プライバシーもねぇだろ
プライバシー何かあったら雑巾掛け何かやってねぇーよ!」
りん「………それは単にアンタが面倒くさいだけでしょ」
プライバシーと雑巾掛け、何も関係ないと思うけど………
りん「拙僧は雑巾掛けやってるから、後は空却の所だけだからね〜
こんな所で話してるとまたお父さんに見つかって、どうせ罰を受ける事になるんだから、今の内にやっておきなさーい」
空却「姉ちゃんは何で古臭い雑巾掛け何か自分から進んでやってるのかねー
もっと、掃除機とか使えば便利なのによー!」
りん「この古い寺には、古臭い雑巾掛けで十分よー
それより、お父さんそろそろ来ると思うけどー」
空却「姉ちゃんも父ちゃんの方かよ!
ケッ!…………
あ、そうだ………」
絶対楽な事考えてない………
空却「電話ー♪電話ー♪」
りん「電話使って何すんのよ………」
空却「ちょっとなー!
あ、もしもし?
修行やるから拙僧ん家に来い!
じゃあ、待ってるぜ!」
そう言って空却は電話を切った
……修行って言ったよね………
空却「後はー………
もしもし?今から拙僧ん家に来い!
ラップの事やるから!
今からだ!!
じゃあな!!」
……ラップって言ったよね………今……
空却「あ、姉ちゃんは黙ってろよ?
親父が来るとうるせぇから」
りん「その五月蝿い原因は自分にあるって事を理解してる?」
空却「良いんだー!
今時、雑巾掛け何か流行んねぇってのー!」
りん「……怒られても知らないからね」
そう言って拙僧は部屋に戻った
トバッチリなんかくらったら冗談じゃない