第5章 【白膠木簓】芸人だって彼女に毎日会いたい【裏、甘々】
りん視点
りん「そう?
あ、簓もラップやってるよね!
えっと………
確か、どついたれ本稿だっけ?」
簓「どついたれ本舗や!
りんも、ラップに興味あるんか?」
りん「ラップは全然分かんないけど、簓が確かやってるって言ってたの思い出して………
誰とチーム組んでるの?」
簓「先ずは、わいの前の相方と組んでるんや!」
りん「前って………
お笑い芸人の時、一緒にやってた人?」
簓「そうや!後は………
まぁ、簡単に言うと詐欺師や」
!?詐欺師!?
りん「そ、そんな人と組んでて大丈夫なの!?」
簓「大丈夫やで!
零は意外と面倒みがあるさかい
いっつも頼ってんねん」
りん「そうなんだ………」
簓「お、着いたで〜
えっと………鍵は………
あったあった」
そう言って鍵を出してドアを開けた
りん「合鍵………
まだ、持ってたんだね………」
簓「当たり前や!
いつ来ても入れる様に毎日持ってるんや!
まぁ、お守りとしても使わしてもらってるわ」
お守り………か
りん「ありがとう」
簓「!………は、反則や………」(ボソッ
りん「?どうかした?」
簓「何でもないで、ほら!早く入るで!」
りん「此処、私の家なんだけど〜」
簓「時期にわい達の家になるんや!」
!それって………
簓「唯、今はまだプロポーズは出来ひん
だから、もう少し待っててもらえへんか?」
そう言って簓は私を抱きしめた
りん「う、うん………!
ずっと………ずっと………!
待ってるよ!」
簓「じゃあ、コッチは予約しとくで」
そう言って私の指に何かをはめられた
見てみたら右手の薬指に指輪がついてた
簓「こっちの指は後でな
今は、コレで我慢しといてもらえるか?」
りん「ずるぃ………ずるいよ………」
こんな事してくれるなんて………
りん「私は、ずっと、待ってるから………
だから………いい返事………
待ってるよ」
簓「あぁ、絶対に迎えに行くさかい
待っといてや」
そして私達はお互いを引き合いキスをした
チュ、チュク………
と軽いキスを交わして