第4章 藤の花の家紋の家 ~悲鳴嶼行冥~ 中編 【R18】
月の光だけで照らされた暗い部屋の中は、厭らしい水音と私の嬌声が響いている。
だけど、行冥君が3本目の指を挿入れようとした時
「む、無理……っ……」
思わずその手を止めた。
すると行冥君は
「……で、ですが……その……このままだと……」
チラリと自身の下半身を見る。
つられて私も目をやると……
影だけで はっきりと解る
身体の大きな行冥君の男根は、びっくりするような大きさで……
確かにさっきから、太腿に当たる感触は大きく固かった……けど、ここまでとは……
ど、どうしよう……
挿入るのかな……
でも、どうしても1つになりたい……
私はその立派過ぎる男根に触れた。
それだけで、ビクンッと大きく波打つ男根は……すでにかなり濡れてきていて……
私はもぞもぞと下に動いていき、
男らしい匂いを放つ其れを、ペロリと舐めた。
「京子さ……」
上擦った行冥君の声が聞こえた。
私は返事もせず 其れを確かめるように しゃぶりついた。
どんなに頑張っても頭の部分しか口に含めない。私の唾液じゃない物が沢山出てくる。
気持ちいいんだ……
そう思うと嬉しくて、私は懸命に舐め上げながら両の手で長く太い男根をしごいてた。
そして ふと気付く。
あ、先は少し丸く細くなっている……そうか、これならゆっくりだと挿入るかも……
私が、ジュルっと大きな音をたてて、男根から口を離すと 行冥君が下に下がっていた私を簡単に、枕の位置まで引き上げ
「もう……我慢が……」
出来ない?
私もだよ。
「……ゆっくり……お願い……」
大きく頷いた行冥君が、私の入り口にそっと、その大きな先端を押し当てた……