第5章 人の振り見て我が振り直せ
ジャ「あっれぇ?リィナじゃねぇかぁ!!こんなに引っ付いて…………」
いきなり、グルッと方向転換をし、ジャーファルとリィナが向き合う形になる。
ジャ「……襲われたいのかぁ…?(笑)」
何時もより低めの声で、ニヤッと笑いながら呟くジャーファルに、リィナはドキッとする。
男性陣(アラジン除く)は唖然とし、女性陣(モルジアナ除く)は、キャーキャーと、奇声を上げる。
だが、リィナは普段のジャーファルとのギャップに付いていけず、戸惑う。
リィナ「えっ?あ……え??////」
ジャ「ふふふっ……可愛いなぁ……」
リィナ「えっ、ちょ、んんっ?!」
一気にリィナの唇を奪う。
いわゆる、公開ディープキスだ。
しかも、随分と長くしていて、見ている周りが恥ずかしくなるくらいだった。
暫く経つと、やっとジャーファルがリィナを離す。
ジャ「………気持ち良かっただろ……?(ニヤッ)」
リィナ「っ!!!////このっ……変態政務官っ!!!!!/////」
そう言うが否や、リィナの拳がジャーファルの腹に直撃する。
ジャ「ぐっ…………」バタッ
皆「「あー…………」」
リィナ「あ………(汗)」
こうして、リィナはジャーファルを連れ帰り、宴は微妙な雰囲気で続けられたのだった。
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