第3章 今、いくつですか?
ヤム「リィナ………」
リィナ「ちょ、ヤム!これどうなってるの?!?!」
ヤム「可愛い~!!!」
リィナ「むぐっ!!!」
私があたふたしていると、ヤムが抱きついてきた。
リィナ「く、くる……し……!!!」
ヤム「リィナ、子供の頃こんなだったのね!可愛いわ~!!!」
リィナ「ヤム……離して……苦しい……!!!」
ヤム「え?あ、ごめんなさい」
い、息止まるかと思ったよ……!!!
リィナ「てか、これ何?!?!どーなってんの?!?!」
ヤム「私も良くわからないわ……でも、時間が経てば戻ると思うわよ」
リィナ「そんな無責任な!!!」
私は思い切り怒るけど、子供の姿では威圧感も何も無いらしく、ヤムは平気そうにしてる。
ヤム「まぁ、私はこのままでも良いと思うけれど……可愛いし」
リィナ「良くない~!!!」
この格好じゃ、仕事するにも何するにも不便!!!
それに………嫌な思い出が甦ってくる。
あぁ……どーすれば良いの?!?!