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【鬼滅の刃】かざぐるまの恋【我妻善逸夢】
第1章 私は、花魁
「梅月花魁、客だよ。支度をしな」
楼主に言われ、
おしろいを塗り直し、紅をさす。
ここ、吉原では「女は商品」
美貌、教養、芸事、学問…
全てを兼ね備え、私は若くして花魁の地位を手に入れた。
禿(かむろ)の娘たちを呼び、
支度をさせる。
さぁ、御勤めの時間だ。
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