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【進撃の巨人】陽だまりの詩(ウタ)

第13章 :記念日はあなたと❺〜リヴァイ誕生日編:2024〜short


「温泉?」
『そう!今年リヴァイの誕生日プレゼントは、温泉にしようと思って…みんなで作ったの。』
「ほぅ…」
(だが温泉は確か…)

『本来裸で入るものみたいだけど…やっぱり恥ずかしいから、温泉に入れる水着を作ったの。』
「水着?」
『うん!とにかく…これ履いて、タオル巻いたら一緒に来て!』


水着と呼ばれるパンツを履いたリヴァイは、リンに手を引かれ着いて行くと…大きな湖が3つ現れる。

「やぁリヴァイ、結構水着似合ってるじゃないか!」

ハンジは全身タイツのような水着を着用し、リヴァイに手を降っている。

「リヴァイ兵長、お待ちしていました!」

リヴァイ班のオルオ,エルド,グンタもそれぞれ水着を着用し、到着したリヴァイを出迎える。
その周りを見ると…エルヴィン,ミケ,ゲルガー,モブリット達男性陣も水着に着替え、湖近くの椅子に腰掛けている。
そしてペトラ,ナナバ,ニファ,エリナ達女性陣は、水着の上にジャケットを着て恥ずかしそうにハンジの側に立っていた。


『じゃあみんな、行くよ!せーのー!』

「「『リヴァイ(兵長)、お誕生日おめでとう(ございます)!!』」」

リンの掛け声で、お祝いの言葉をみな口にする。

「…あぁ。」

リヴァイは素っ気なく答えるが、顔は嬉しそうだ。


『誕生日パーティーは後でするとして…まずは温泉に入ろう!』

そう言って少女はリヴァイを手を引き、湖の説明をして行く。

『まずは1つ目…ここは女の子専用の湯ね。男の人と一緒に入りたくない人もいるでしょう?そして2つ目…ここは男女混浴の湯。男性だけ入っても良いし、みんなで楽しく入っても良いの。そして3つ目は…リヴァイ専用の湯!リヴァイは潔癖症だから、専用の個人湯も作ったの。』

リヴァイが自分専用風呂を除き込むと…茶色くて香りの良い湯と、そこに浮かぶ花びらを見て、フッと笑う。

「…湯は紅茶か?」
『うん、流石リヴァイだね!リヴァイ専用のお風呂には、紅茶の香りの入浴剤を入れたの。私が作った入浴剤で、自分の部屋のお風呂にも使えるやつだから…後でプレゼントするね!』

少女はニッコリ笑う。
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