第9章 ※ホラーとサトリ
今吉「痛ったいのう」
ケラケラ笑ってるから、さほど痛くないんだろうな
『もう!お風呂入れてくる!』
翔一さんを叩く事を止めて、お風呂場へ向かう
『なんで毎回負けちゃうかな…』
お風呂を洗いながら呟く
今吉「そらぁ、顔に出とるからや」
『え、キャッ!』
驚いて見ると、翔一さんが立っていた
驚いた弾みでシャワーを押してしまい、思いっきりかぶった
『冷たい…!』
慌てて止めるが、ベッチャベチャ
踏んだり蹴ったりとはこの事ですね
もう泣きそう
今吉「ふっくく…」
『わっ笑わないでよ!』
翔一さんには笑われるし、濡れるし、ホラー映画鑑賞あるし…いい事がないよ