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無償の愛を君に

第17章 ※全部夏のせい


その音を聞いた私達は笑い合う

日向「ハハッ、ホントの恋人同士みてぇだ」

『……はぇ?』

え?私達は付き合ってなかったの?
え?偽りの恋人同士なの?
グルグル回る頭の中…このままじゃダメだ!

『日向先輩…私達本当の恋人同士じゃないんですか…?』

日向「……え」

日向先輩はボンッと言う音が聞こえるくらいに顔を真っ赤にした

日向「そそそ、そうだよな!俺達つ、付き合ってんだったな…!」

これは素で忘れてたのか…

私がムスーッとしてると日向先輩はごめんなさいと謝って頭を撫でてくれた
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