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無償の愛を君に

第16章 ※兎と2人の悪童


熱い、熱い、熱い!
焼けるような焦がれるような熱さが身体中に回る

『ッ…!』

ジロリと2人を睨みつけるとニヤニヤと笑っていた

灰崎「いい子のお前には分からないか?」

花宮「それは媚薬つっーんだよ!」

びやく…?
なにそれ
知るわけが無い

『変な…物を…飲ませたのね…』

息が荒くなって上手く声が出せない
ろくでもない物を飲ませてくれた

灰崎「辛いか?まるまる1本飲むと熱くて苦しいだろ?」

花宮「フハッ!いい顔してやがる」

ドクドクと心臓が痛く、身体は熱い
灰崎君の手が伸びてくる

『っ!触るな!』

パシンッと手を払うが、その瞬間ビリッとした快楽が走り抜ける
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