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無償の愛を君に

第16章 ※兎と2人の悪童


赤司「いや、異常だ」

黒子「そうですね。人の物を取るのが好きなだけの灰崎君が、ここまで執着するのは有り得ません」

異状なまでに夢に執着している
どうしてここまで執着するのか?
それは“キセキの世代”には分からない

紫原「それよりも〜…夢ちん保健室に運んだ方が良くない?」

真っ青な顔で赤司に凭れかかっている夢

緑間「そうだな。応急処置はしたが先生に見せた方がいいだろう」

赤司は夢を抱き上げる

赤司「いいか。灰崎が春歌になにかして来たら全員で守るぞ」

赤司の言葉に全員が頷いた
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