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無償の愛を君に
第16章 ※兎と2人の悪童
『青峰君…?黒子君…』
ぼやけた視界で2人の姿が見え、バンッと屋上のドアが開いた
赤司「夢、大丈夫か!?」
緑間「ほら、これを着るのだよ」
紫原「夢ちん、泣いてるの〜?飴あげようか?」
黄瀬「春歌っち!大丈夫っスか!?」
皆の顔を見たら余計に涙が流れて来た
『ふ…っ、くっ…怖っ…かった…』
恐怖に安堵
早く灰崎君から離れたいのに、体が震え言う事を聞いてくれない
私は何とか体を這いずって灰崎君から離れる
灰崎「いってぇ…」
『ひっ…』
灰崎君の声に震える
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