第2章 ※逃げて、捕まって、堕ちる
目が覚めて私は呆然とした
赤司君に膝枕をされていたから
赤司「起きたかい?夢」
頷いて起き上がろうとすると、ズキリと腰と秘部が痛む
あぁ…そうか…私、赤司君と…
赤司「順番は違うが、これからは夢が俺の彼女だよ」
『どうして…私なの』
それは単純な疑問だった
何の変哲もない、平凡な私
赤司「…好きに理由がいるのかい?」
『だっておかしいよ。私は平凡な人間で、赤司君は皆の憧れの人。釣り合いだって取れない』
赤司「入学して少し経った頃、桜の木の下で寝てる君を見つけたんだ。その時に一目惚れと言うものを初めてした」
好きって言葉は嘘じゃなかったんだ