第14章 猫のような君を捕まえろ!
そんなこんなだが皆で和気あいあいと食べるご飯はとても美味しかった
『ふぁぁぁぁ…じゃあ帰るね〜…』
全員「もう!?」
『だってもう練習終わったし寝たいし…』
ふらふらと歩き出して帰って行こうとする
黒子「待って下さい!」
全員「(ナイス黒子!)」
『ん?何?』
黒子「この中で誰が1番好きですか?」
急な問いかけに夢は怪訝な顔をするが、全員が真剣だったからかふにゃっと笑った
『1位なんてないよ!みんな大好き。涼太とじゃれ合うのも、大我と大輝とバスケするのも、真太郎と言い合いするのも、敦とお菓子食べるのも、征十郎と将棋するのも、テツヤと本の話するのも全部が大切で宝物だよ!』
ニコニコと笑って言う夢はそのまま帰ってしまった
残された男達はバチバチと火花を散らしていた