第13章 モデルの君と普通の私
『ふっふふ…黄瀬君』
本当に酷い顔
いや、こうさせたのは私か
黄瀬「何で笑うんスか!?俺の顔そんなに変っスか!?」
『変じゃないよ。カッコイイよ』
私がこういうと黄瀬君の涙が止まった
黄瀬「え…」
驚いた顔から一変カァァァッと赤くなっていく
『え…』
黄瀬「っ!今は見ないで欲しいっス…」
真っ赤な顔を隠してそういう黄瀬君
『あの…さ…黄瀬君』
黄瀬「なっなんスか?」
私は変な空気を払拭したくて口を開くけど言葉が出て来ない
『っ……友達から…』
黄瀬「え…!?」
『とっ友達からお願いします…ちゃんと黄瀬君を見る為に』