第13章 モデルの君と普通の私
『お疲れ様でした』
私は着替えて汚れたスカートを買い取ることに
痛い出費だよ…とほほ
1万超えって本当に何なの…
黄瀬「お疲れっス!春歌っち!」
『ああ、うん。お疲れ様』
黄瀬「ちょっといいっスか?」
私達は公園のベンチに腰掛けた
『何?…じゃなかった。あの「好きっス!」…は?』
文句の1つも言ってやろうとした私の言葉を遮って黄瀬君が言った
『え…なんて?』
黄瀬「好きっス!付き合って欲しいっス!」
……はぁぁぁ!?
『黄瀬君!?落ち着いて!?』
なになになに!?どうなってんの!?