第13章 モデルの君と普通の私
『それ何かの本で書いてあって試したら、逆効果だったよ!』
桃井「試したんだ…」
さつきなら分かる!女の私でも憧れるもん
可愛くて優しくて…料理は残念だけど
『何でさつきじゃないの!?私普通だよ!?中の中!もしくは中の下!下の下かもしれないけど!』
ガンガンと机に頭をぶつけ、グダリと机にへばりつく
桃井「夢ちゃんは可愛いよ?」
『お世話でもありがとう…』
ピンクの可愛らしい髪を撫でる
さつきだから似合うんだよね
苗字も桃井だし
『はぁ…』
朝からハードモード過ぎ…疲れる…
私はボーッと窓の外を見つめた