第12章 ※不良少年と不良少女
『ん…ケホッ!コホッ!』
灰崎「起きたか?夢。ゴファッ!?」
起きた夢は灰崎の鳩尾を思いっ切り殴った
『水…持ってきて…コホッ!ケホッ!』
カラカラの声で言われ灰崎はベッドから立ち上がろうとしたが、先程の1発が効いて中々起き上がれない
夢も無理をさせられ動けない
『早く…!コホッ!』
灰崎「へいへい」
コホッコホッと咳を繰り返す夢にペットボトルの水が投げられる
『ありがとう』
それをコクリコクリと飲む
灰崎「お前…居なくなんなよ」
『…は?』
夢は訝しげに灰崎を見る