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無償の愛を君に

第12章 ※不良少年と不良少女


灰崎の家に着いた2人は、とりあえず怪我の手当てをする

『今更怪我の手当て?』

灰崎「テメェが保健室行かねーからだろ」

『……祥吾は何で私なの?』

灰崎はその言葉に少し固まる

『セックスの時もこんな体見て、気持ち悪いでしょ?』

そう夢の体にはあちこち古傷がある
そして真っ当な人生を送れなくなった
毎日憂さ晴らしに喧嘩の日々

灰崎「俺はお前が良いんだよ!」

ガシッと掴まれた両肩

『……痛い』

灰崎「悪い…」

『まぁ何でもいいけど…ヤルなら早くして。お腹減ってるの』

夢はゴロンと寝転がる
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