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無償の愛を君に

第11章 悪童と神童


『えぇと、何処にかしら?』

「え…」

『あ、私図書室に行く用事があったの。図書室?』

「あ…いや…うん、そう!春歌さんならいい本知ってると思って!」

春歌に告白した奴はあははと笑っている

『そうね…いい本は沢山あるわよ。どんなのが「ゴメン!俺急用思い出した!」あ…』

逃げた。アイツ本とか絶対読まねぇだろうし

「ねぇ!聞いてるの!?花宮君!やっぱり春歌さんが好きなの!?」

やべぇ…忘れてた

花宮「春歌さんはクラスメイトだよ。今はバスケに集中したいから」

「そんなの嘘よ!」

ウゼェ!
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