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無償の愛を君に
第11章 悪童と神童
俺は最高にイライラしていた
張り出された成績表は1位春歌 夢の名前があり、2位は俺、花宮 真。3位は瀬戸 健太郎
花宮「チッ…面白くねぇ!」
ガラッと教室の扉を開けると、窓際の席に腰掛け本を読んでる少女…イライラの原因の春歌 夢がいた
花宮「また負けたよ」
俺は敢えて普通に話し掛ける
『なんの事?』
本から目を離してキョトンと見つめてくる春歌
俺は前の席に座る
花宮「実力テストだよ」
『……?勝負してるの?私達』
いつも1位のコイツは高嶺の花で、かなりモテるが気付かない
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