第10章 バスケ勝負!
青峰「お前は俺の事“化け物”扱いもせずに、変わらずに接してくれるんだな」
『何を今更?アンタは“化け物”じゃないわ。バスケは好きでしょう?それでアホでしょう?人気者。それが私の知ってる青峰 大輝』
真っ直ぐに青峰を見つめる夢
青峰「どうしてお前は…変わらないんだよ…」
『変わる必要あるの?人より優れてる物があるのはいい事よ』
大人びた発言に青峰は目を見開いた
青峰「そうか?」
『そうよ』
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ふと桐皇の屋上で目を覚ました青峰
青峰「懐かしい事思い出したな」
もう居ない夢
青峰「お前がこんな姿みたら怒るんだろうな」
静かに呟かれた言葉は晴天の空に消えた──。