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【ヒロアカ/轟焦凍】私のヒーロー、君のヒーロー

第8章 すれちがい


雄英襲撃事件の翌日。
学校は、臨時休業となった。

楓風はアラームで目が覚めると、昨日相澤に言われた言葉を思い出していた。

___教師…ヒーローは、生徒を守るものなんだ。
だから、当たり前のことを俺はした。…成瀬が気にすることは何もないよ。
それに、結果的に合理的だったと思う。
成瀬が娃吹を助けてくれなければ俺は間に合わなかった。娃吹が無事なのは、紛れもなく成瀬のおかげだろ。
…ありがとな。
それに、今は自分自身を守り切れなくたっていいんだ。
それを出来るようになるために、雄英(ここ)に来て学んでるんだろ。
これから出来るようになれば、それでいいんだ。



昨日あの後、焦凍に連れられて相澤先生のもとへ行ったのだ。



(もっと努力して、
…強く、ならなきゃ)
楓風は、相澤の言葉を頭でもう一度繰り返すと、自主練をするために起き上がって準備を始めた。
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