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one piece of my Dream [ワンピース]

第2章 出逢い



「…………………」

「……………………」

2人の視線が僕を見る。

「「まさか、能力者か?!」」

まだ穏やかだった気がいっきに殺気へと変わる。

「ち、違います!!本当に、僕。

………………………」

いいかけて止まった。

多分夢ではない。

となると、どぉいうことだ?

漫画の中に入ってしまった??


そんなはずない。いや、できるはずがない。

…………それとも、魂だけが入ってしまったのか?

体は……

「……ある……し、触れる」

手で自分に触れてみる。

つねってみても痛みはある。

わからない。

もしかしたら、まだ……………

「おい、なにブツブツ言ってんだ?

切るぞ?」

殺気を放ったまま鞘へと手をかける。

「………………」

ゾロと目と目が合う。

別に怖いなんて思わない。

もぉ、怖いものなんてないのだから。

「やめろ、ゾロ。コイツは本当に違うんだろ」

煙を吐き出したのか、スっとデス ライトの香りが鼻をかすめる。

「いいよ。切って」

まだ、生きているとしたら、キヨに会えない。

逢えに行けてない。

「切ってくれ」

合わせた目をそっと外し、ベッドから降りて広いところに立つ。

「本気か?やめとけ」

サンジが慌てて止めに入る。


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